リード動物病院｜福岡市にある犬猫専門の動物病院

以下に実際の症例を紹介します。

手術中の写真もございますので、苦手な方はご遠慮ください。

＜実際の症例＞

６歳、避妊済みの猫で当院には持続的な血尿を主訴に来院されました。

当院で血液検査、レントゲン検査、腹部超音波検査、尿検査をおこない右腎結石を確認し、飼い主様と相談した結果、手術での摘出を希望されました。

手術前のレントゲン画像。

右腎臓に結石の陰影が確認されました。

術中の写真。

腎臓を切開し、腎臓内の結石を摘出した後、吸収される糸で腎臓を縫合していきます。尿漏れや出血がないか確認した後、洗浄をおこない閉腹して手術は終了となります。

この子は術後、経過良好で数日後には血尿も消失しました。

結石の成分は内科療法では溶けないシュウ酸カルシウムでした。再発予防のためにご自宅で飲水量を増やすこととfoodの変更をしていただきました。