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〒814-0021福岡県福岡市早良区荒江2丁目9-24

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整形外科

Medical

リード動物病院|福岡市にある犬猫専門の動物病院

こんなお悩みはございますか?

  • 足をあげている
  • どこか痛がっている
  • 歩き方がおかしい
  • 最近、散歩に行きたがらない など

こんな症状や病気が考えられます

  • 変形性関節症
  • 椎間板ヘルニア
  • 骨折
  • 前十字靭帯断裂
  • 膝蓋骨脱臼

検査方法

  • 身体測定
  • 触診
  • 血液検査
  • レントゲン検査
  • 超音波検査
  • 間接液検査 など

代表的な病気

膝蓋骨脱臼症

膝蓋骨というのは一般的に言う膝のお皿です。膝蓋骨脱臼症はこのお皿が本来おさまっている溝(滑車溝)から外れてしまう病気です。
原因は先天性と後天性があり、先天性は遺伝的に脱臼をおこしやすい素因がり、後天性は高いところから飛び降りたり、事故など外的要因によるものです。
症状としては時折足をあげたり、スキップの様な歩き方をしたり、たまにキャンと痛がる場合もあります。また軽度であれば、無症状で飼い主様が気づけないこともあります。
そのまま病態が悪化してしまった場合、骨格の変形により歩き方がぎこちなくなることもあります。

一般的に下記のような4つのグレードに分類されます。
  • グレード1
    膝蓋骨は押すと脱臼するが、手を離すと自然と元の位置に戻る。
  • グレード2
    普段は脱臼していないが、曲げ伸ばしすると簡単に脱臼する。
  • グレード3
    膝蓋骨は普段から常に脱臼したままで、手で押すと元に位置に戻せる。
  • グレード4
    膝蓋骨は常に脱臼したままだが、手で押しても元に位置に戻せない。

※グレードの数が大きくなるほどに病態が悪化します。

検査

歩行検査、触診による身体検査(お皿の脱臼の有無や筋肉量、左右差の確認など)、レントゲン検査などをおこないます。

治療

内科療法と外科療法があります。根本的な治療は外科手術になりますが、グレードが低く症状も軽度の場合は保存療法で良好に管理できる事があります。お皿の脱臼でお困りの方は当院までご相談ください。

前十字靭帯断裂

前十字靭帯は、膝が正常な位置にあるために必要な靭帯です。この前十字靭帯が、年齢や外傷など様々な原因で弱くなり切れてしまうのが、前十字靭帯断裂です。この病気は、急に痛がった後、足をつかなくなるという症状が多いです。
このような症状に対して、当院ではまずしっかり触診を行います。そして、レントゲン検査をおこない他の疾患を除外しつつ診断を進めていきます。治療は、内科治療から外科治療まで幅広い選択肢をご提示します。

骨軟骨異形成症

骨軟骨異形成症とは、様々な関節に関節炎の症状が起こる病気です。スコティッシュフォールドに多い病気で、遺伝子が関与しているとされています。様々な関節に関節炎が起こることで、痛みなどの症状が見られます。治療は、鎮痛薬、サプリメントなど色々行われていますが、完全に治すことが期待できる治療は未だにありません。
当院では、痛み止めなど一般的な治療から、高い治療効果が認められている放射線治療を2次診療施設への紹介により行います。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、骨と骨のクッションの役割をしている椎間板が飛び出て神経を圧迫する病気です。症状は、痛みのみの場合から歩けなくなる場合もあり、神経へのダメージの程度により様々です。
当院では、神経学的検査とレントゲン検査をおこないます。そして、症状の程度により内科治療から外科治療まで適切な治療を提案します。外科手術が必要な場合は、2次診療施設への紹介をさせていただきます。