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リード動物病院

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子宮蓄膿症

SURGERY

リード動物病院

子宮蓄膿症

はじめに

子宮蓄膿症とはその名のとおり、細菌感染によって子宮内に膿が溜まってしまう疾患です。中高齢の未避妊犬に多いですが、まれに若齢の犬、猫でも発症することがあります。

できるだけ早期に治療することが重要で、治療が遅れると子宮の破裂や敗血症など命に関わる緊急の状態になることもあります。

 

症状

症状はその子その子によって様々です。はっきりとした症状がなく偶発的に見つかることもあれば、元気消失、食欲不振、発熱、嘔吐、多飲多尿や陰部からの排膿などの症状に気づかれて来院されることもあります。

 

検査

身体検査、血液検査、超音波検査、レントゲン検査などの検査を組み合わせて診断をおこないます。基本的には画像検査にて子宮内に液体貯留の有無を確認します。そして血液検査や身体所見などから総合的に診断します。

 

治療

内科療法と外科療法がありますが、多くの場合、救命のためには外科的な治療を選択することが推奨されています。

 

以下に実際の手術時の写真を掲載しますので苦手な方はご遠慮ください


<実際の症例>

5歳、未避妊雌のトイプードル

寝ていることが多く、ゼリー状の便をしているとの主訴で来院。

<検査>

血液検査では白血球やCRP(炎症マーカー)の上昇、画像検査では子宮内に液体が貯留していることが確認されました。

 

手術前の子宮のエコー画像です。液体で腫大した子宮がお腹の中の大部分を占めている様子が確認されました。

 

摘出した膿で膨隆した子宮です

<経過>

経過も良好で数日で退院となりました。

一般的に子宮蓄膿症は避妊手術をおこなえば事前に予防することができるため、繁殖する可能性がなければ早めに避妊手術をすることをお勧めしています。