レントゲン検査
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X線を使って体内の状態を調べる検査です。この検査は胸部や腹部、骨など全身が対象となります。X線が透過しにくい骨は白く写り、X線が透過しやすい空気は黒く写ります。空気・脂肪・水・骨のコントラストを利用し読影することによって、骨折の有無や肺炎など含む胸部の異常、腹部では消化管の異常や腎臓、肝臓などの臓器の構造異常の有無などを観察することができます。当院では最新のレントゲンシステムを採用しており、高解像度・高品質画像が得られます。また撮影後瞬時に画像が確認できるため被曝量の軽減や負担をかけない撮影が可能です。
※DRレントゲンシステム
(富士フィルムメディカル・CALNEO Smart V)
腹部超音波検査(エコー検査)
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高い周波数の超音波を腹部にあて、腹部臓器の状態を調べる検査です。肝臓、胆嚢、脾臓、腎臓、副腎、膀胱、胃や腸など内臓の構造を観察することができます。超音波検査は、短時間で非常に多くの情報をリアルタイムに得ることができます。
※(ALOKA ARIETTA850)
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その際、おなかに大量の毛があると正確な情報が得られないことがあります。そのため必要に応じて、わんちゃん・ねこちゃんのおなかの毛刈りをさせていただく場合があります。
ご理解の程、よろしくお願いいたします。
内視鏡検査
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食道、胃、小腸、大腸の異常を内部から検査するための装置です。レントゲン検査や超音波検査では難しい消化管内の検査や消化管内異物の摘出などに用いられます。内視鏡を用いた消化器の検査や誤食した異物の除去をおこなう場合は基本的に全身麻酔となります。もし動物が異物を飲み込んでしまった際にはまず病院にご連絡ください。